昨年縁あって出会った、和束町の日本茶インストラクターリーダー、松石先生にお誘いを受け、和束中学校のお茶教室の見学とアシスタントに行って来ました。
松石先生お二人と、台北で宇治茶のお店を出しているお二人がいっしょだったので、こちら側が5人、生徒は5グループで25人でした。
まず、教室開始の約一時間前くらいに集合し、準備をしました。ここで一番大事なことは、急須に茶葉が残っていないか確認することだと教えていただきました。そのために、一つ一つを水で洗って確認しました。また、その際、急須の注ぎ口の方からも水を入れてみて必ず確認することが重要だそうです。
教室全体はこのような形で用意しました。
5人グループの各テーブルは、このような感じで準備しました。
一人分の茶器セットです。急須は、取っ手付きのものではなく、上級なお茶を使う際に京都ではよく使われる宝瓶(ほうひん)を使います。
先生が、お茶の淹れ方について説明しているところです。
時には、お二人で実演を交えながら説明します。熱心な説明に生徒も聞き入っています。
今回のお茶教室の内容は、お茶を三煎目まで淹れて飲むことと、その後にその茶葉をポン酢でいただくというものでした。50分の授業時間でしたが、ぴったりと時間通りで、内容の濃いすばらしい教室だと思いました。
教室終了後は、後片付けをしました。ここで一番大事なことは、急須に茶葉を残さないように洗うことと、洗うときに使う排水口に茶葉を決して残さないようにすることだと教えていただきました。
この教室は、学校でのインストラクションを初めて見ることになったので、自分にとってかなり有意義な経験となりました。今後、地元の学校でもお茶教室をしたいと思いました。
新世代型百姓のひとりごと
農家の跡取りでありながら、他の仕事をしたり、旅をしたり、文化的なことが好きで日本茶インストラクターになったりと、いろいろなことをしている「新世代型百姓」の体験や考えなどのひとりごとです。
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