仙霊茶の産地訪問

 いつもお世話になっている、神戸チャイハーネの店主さまに、仙霊茶の産地に行くからいっしょに行かないかとお誘いを受けたので、行って来ました。

 場所は、兵庫県神崎郡神河町という、兵庫県の真ん中辺りです。


 畑の前に工場があり、その前に仙霊茶の看板があります。


 畑の下側から上側を見た景色です。結構広いことが分かります。


 茶の樹はこのような感じでした。


 葉は、近づくとこのような感じでした。野性味を感じました。


 畑の一番上からの景色です。仙霊茶の産地は、何ヵ所かに点在しているというわけではなく、この一ヵ所で全てだそうですが、7町歩あるということなので、結構広いです。


 無農薬無肥料で栽培していらっしゃるということで、訪問したときはかなりシダが生い茂っていました。


 仙霊茶の由来の看板がありましたが、かなりボロボロになってしまっていました。



 私は、まだあまり茶産地を訪問したことがありません。見慣れた和束の茶畑とはだいぶ様相が違う印象でした。やはり、実際にいろいろな産地を訪問しなければわからないことがたくさんあるということを実感しました。

 また、今回は生産者さまのお話もいろいろとうかがうことができました。様々な構想をお持ちの方だったので、今後、この産地から、新しい日本茶の動きが起こるかも知れないと感じました。

 それから、生産者さまが仰せになった言葉、「今までは、「好きなことで飯食っていけるほど甘い世の中ではない」という時代だったけど、これからは、「好きなこと以外で飯食っていけるほど甘い世の中ではない」という時代になっていく」というのが深く心に残りました。

 本当に良い勉強となりました。ありがとうございました。

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新世代型百姓のひとりごと

農家の跡取りでありながら、他の仕事をしたり、旅をしたり、文化的なことが好きで日本茶インストラクターになったりと、いろいろなことをしている「新世代型百姓」の体験や考えなどのひとりごとです。